2015年7月3日の競馬ニュース
中央競馬
今週末のレース
●●CBC賞のベルカントは出走取消に●● | 競馬実況web | ラジオNIKKEI
【ラジオNIKKEI賞】(栗東レポート)~アンビシャス | 競馬実況web | ラジオNIKKEI
共同通信杯はスタートが良すぎて前に行き過ぎる形で後ろの馬に目標にされました。その次の毎日杯では外枠でひっかかってしまって前で競馬する形で得意の瞬発力を発揮できなかった。この2回は乗り方に問題があったということだと思います。
ですからダービーは距離が長いということもあるし、ローテーション的にも間隔を詰めて使うのは辛い。さらにダービーではルメールさんが乗れないということもあって辞めることになりました。オーナーも先々のことを考えてくださって。今回もルメールさんが乗れるから使うということもあるのですよ。
デレデレだな音無師……。
地方競馬
【スパーキングLC】女王サンビスタ倒した! トロワがV - 予想王TV@SANSPO.COM
トロワボヌールは何度もサンビスタに負けてきて、ようやく倒せた。年齢的にもサンビスタより1歳若いので、このままレディスクラシックで世代交代なるか。逆に、サンビスタは58kgと斤量もらいすぎたか。距離はマリーンカップで走れているのだから言い訳にはならないと思うけれど、もう少し長いほうがいいというのはそうだろうし、レディスクラシックで再度見直したい。
【ジャパンダートダービー】JRA出走予定馬が決定 - 予想王TV@SANSPO.COM
【大井・JDD】タップザット回避でマイネルサクセサーが繰り上がり ― スポニチ Sponichi Annex 競馬
クロスクリーガー、ディアドムス、ノンコノユメ、ポムフィリア、ライドオンウインド、マイネルサクセサーの6頭
寄付金よりも大切なものを与えた“馬のお兄ちゃん” ― スポニチ Sponichi Annex 競馬
→【関連記事】騎手寄付に施設が感謝状 計1000万円 : 地域 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
東京シティ競馬(TCK)では、今年11月1日の新スタンドオープンにあたり、名称を募集します。
採用された方には豪華賞品をプレゼント!
7月10日で募集期間終了とのことなので、良いアイデアを練って応募しよう。
海外競馬
American Pharoah to Run in Haskell | BloodHorse.com
アメリカの三冠馬American Pharoahの次走は現地時間8月2日のHaskell Invitational。
その他
馬運車のお話 第二弾! | 地方競馬の楽天競馬|日替わりライターブログ - 楽天ブログ
北海道の新冠に来ています。今日はオグリキャップの命日です。 pic.twitter.com/iCeQ3Tzcw6
— 『優駿』編集部 (@YUSHUN_Magazine) 2015, 7月 3
今日はオグリキャップの命日だったそうで、朝の番組の林先生のコーナーでもオグリキャップをテーマにした話をしていた。そのオグリキャップが母父のストリートキャップが今週のラジオNIKKEI賞に出走予定。人気はあまりなさそうなものの、母ミンナノアイドル経由で芦毛を受け継いだ彼が果たしてどんな競馬を見せてくれるのか。
2015年7月2日の競馬ニュース
その他twitterなどから
昨日川崎競馬場で行われた、イベントの写真を頂きました!お越し下さった皆様、あらためてありがとうございまりなるでした┏○))ペコ
それにしても、空の色がすごいな…(°_°) pic.twitter.com/5BopVuKCPO
— 津田 麻莉奈 (@tsudamarinal) 2015, 7月 2
昨日は空の色が凄かったみたいだけれど、競馬場の空がこんな色になるというのはやはり変な感じ。
きょうの函館競馬場でゲート試験に合格したのは1頭だけ。一部では早くから話題になっていた馬。その名も
レディーカガ
ちなみにオーナーは、以前から「カガ」を冠号にされている香川憲次氏ですので、「淑女+冠名」という説明どおりかと思われます
— サンスポ予想王TV (@sanspoyosouou) 2015, 7月 2
「レディーカガ」はOKだったみたいだけれど、果たして「サウンドカガ」だとどうなのか、気になる。
競輪学校見学無事終了しました。見学の最後には競輪界のレジェンドであり、現在競輪学校長を勤められている滝澤正光さんと記念撮影をしていただきました。 pic.twitter.com/TqtTa9Z3lk
— JRA競馬学校 (@JRA_School) 2015, 7月 2
競馬学校騎手過程はいろんなところに見学にいったり交流したりして、狭い世界だからどうのこうの~と言われないように見聞を広げようとしてるのかな。確かこの前はファイターズ鎌ヶ谷に行っていた。
2015年7月1日の競馬ニュース
中央競馬
有力馬動向
ワンアンドオンリー 凱旋門賞は断念、秋は国内王道ローテ ― スポニチ Sponichi Annex 競馬
はい、知ってた。これで現状「行く」と明言してる陣営はゼロかな。
まだ全力で走れていない。結果を出してこそ、と思っていたからね。
それは「凱旋門賞を予定」とは言わない。
オークス2着ルージュバック、札幌記念参戦へ - 予想王TV@SANSPO.COM
札幌記念の結果次第で凱旋門賞という話もあるみたいだけれど、紫苑Sは使いたくない+ローズSには同じキャロットの有力馬クルミナルが予定しているということでの選択という気もする。
【古馬次走】エイシンヒカリは毎日王冠を視野 ― スポニチ Sponichi Annex 競馬
宝塚記念4着のトーホウジャッカルは札幌記念を視野 ― スポニチ Sponichi Annex 競馬
【古馬次走報】メイショウコロンボ、マーキュリーCへ - 予想王TV@SANSPO.COM
サトノアラジンは夏場休養 池江師「また秋から」 ― スポニチ Sponichi Annex 競馬
タップザットはJDダービーを回避 復帰後は芝で起用 ― スポニチ Sponichi Annex 競馬
【3歳馬次走】ベルーフは小倉記念で復帰 鞍上はパートン ― スポニチ Sponichi Annex 競馬
訃報
トワイニング、大動脈破裂で死亡…24歳 - 予想王TV@SANSPO.COM
24歳での大往生とのこと。セカンドテーブル、ノンコノユメが出たタイミングなので、これで種付け数増えるかなと思った矢先に。
地方競馬
【栄冠賞】世代最初の重賞ウイナーはタイニーダンサー - 予想王TV@SANSPO.COM
岩手競馬の高橋悠里騎手が韓国で騎乗へ - 予想王TV@SANSPO.COM
豪州で騎乗中の藤井勘一郎騎手に短期免許交付 - 予想王TV@SANSPO.COM
藤井騎手は6月7日にソウル競馬場(韓国)で行われたトゥクソムCで、エスメラルディーナ(美浦)に騎乗して勝利を挙げている。
地方でこういった逆輸入のケース多く見るけど、それだけ多くの騎手が色々なところに活躍の場を求めてきている、ということなのだろうか。
2015年6月30日の競馬ニュース
中央競馬
有力馬動向
その他
ハンデキャッパーの理想は「1番人気が5倍以上」 (1/5ページ) - 予想王TV@SANSPO.COM
上限は特にないが、「昔ほど各馬の能力差がないので、60キロ以上を課せられる馬はほとんどいなくなりました」
直前にJC勝った馬が日経新春杯に出てきてもハンデ58キロみたいなことはあったけれど、結果的には56キロのヒルノダムールとハナさ決着だったりしたので、確かに60キロ以上はなかなかハンデつかないんだろうなという感覚はある。
JRAには、ハンデキャッパー10人だけが使用するソフト『ハンデ台帳システム』がある。競走馬のメモを記入し、後日、必要になった際に検索できる仕組みだ。「パドックでイレ込んで発汗し、このときは力を出せなかった…などとメモ。負けた理由も考慮して、次のハンデ作成に生かします」と山室氏。ハンデ戦の重量は細かなデータの蓄積をもとに生み出されている。
ハンデ台帳のデータを有料公開してほしいですね。
2015年6月28~29日の競馬ニュース
中央競馬
宝塚記念はラブリーデイが優勝
【関連】宝塚記念でゴールドシップが大出遅れかました件のまとめ - 競馬日々報
【宝塚記念】レースを終えて…関係者談話 - 予想王TV@SANSPO.COM
藤岡康騎手(ディアデラマドレ6着) 「手応えはよかったけど、(直線で)進路が狭くなって躊躇(ちゅうちょ)したぶん、加速が落ちてしまった」
ショウナンパンドラのようにインにこだわるわけでも、デニムアンドルビーのように大外決め打ちでもなし、中途半端になってしまった。このあたり、まだまだ藤岡康太と川田や浜中との差は歴然ということなのかも。
【宝塚記念】ゴールド 一度着地後、横山典がOKの意思表示 ― スポニチ Sponichi Annex 競馬
7月20日以降に課せられる駐立の発走調教再審査では「隣に馬を入れなければいけないという条件はありません」と明言。その上で「次走以降の状況次第では、そういう(隣に馬を入れた状況で)審査を行う可能性はあります」と付け加えた。
2歳戦
【阪神5R新馬戦】ポルトフォイユ5馬身差圧勝 武豊も太鼓判 ― スポニチ Sponichi Annex 競馬
額面では5馬身差の勝利だけれど、2歳新馬とは思えないハイペースで全馬バテバテの中で最後まで脚を使えたという「体力勝負での強さ」を証明できたかな、程度ではある。
その他
“こどもが主役の街”「キッザニア甲子園」にJRAが『ホースパーク』パビリオンを出展
『ホースパーク』パビリオンで、こども達は、実物大のリアルな馬のロボットを使って、馬の世話をする厩務員、健康管理をする獣医師の二つの職業を体験できるほか、乗馬も体験することができます。
海外競馬
【仏GI】トレヴ快勝!史上初の凱旋門賞3連覇へ - 予想王TV@SANSPO.COM
Treveはこれで今シーズン2戦2勝として凱旋門賞3連覇へ視界良好といったところか。2度もやられたこの馬に日本馬が再挑戦するチャンスは今年はなさそうな感じ。ワンアンドオンリーは本当に行くのか……?
宝塚記念でゴールドシップが大出遅れかました件のまとめ
スターターがゲートを開いたタイミングはどうだったのか
基本的な話はこの記事によくまとまっている
ゴールドシップの出遅れはなぜ起きた|コラム|スポーツナビ
ゴールドシップはたまらず立ち上がってしまうのだが、ここではもちろんゲートは開かれない。その後、横山典が何とか制御し、ゴールドシップも両前脚を下ろして落ち着いたように見えた。事実、裁決委員によると、ここで横山典から“大丈夫だ”という意思表示が送られ、それも含めてスターターも発走可能とみなし、ゲートをオープンした。
裁決委員から「横山典弘騎手から意思表示があった」という説明があったことは他の記者も書いている。
ゴールドシップの例のアレについて裁決委員の談話が来てました。
かいつまんで紹介しますと、
ゴールドが立ち上がったので一旦様子見。
→その後、騎手から「いいですよ」という意思表示。
→態勢整ったとみてスターターが発走合図を出す。
→このときに再度立ち上がる。
ということでした
— うま屋(デイリースポーツ競馬編集部) (@Umaya_Daily) June 28, 2015
ゲートが開くまでの映像見る限りは「意思表示」は行われているようには見えないんだけれど、ゲート開こうって瞬間に馬上から手で合図はどう考えても危険だし、スターターにアイコンタクトだと曖昧にしか伝わらないし、となると……声かな? ゲートからスターターまでの距離はそんなに離れていないし声でも十分に届く範囲ではあるけれど、スタンド前発走でスターターに届くほど大声出したら馬驚くし、声のセンも薄いか?(追記にて、声でやりとりしていたとのこと) いずれにしろ、裁決委員が「横山典弘騎手から意思表示があった」と事実と異なる発表をしていたらあのノリさんが黙っているはずがないので、これは正しいと見て良いだろう。スターターと騎手のコミュニケーション手段については、ちょっとググってみたところそれらしい記事はなし。
ゴールドシップに課されるペナルティは「発走調教再審査」
ゴールドシップはゲート内で2度、立ち上がったことにより発走調教再審査となりました。ちなみに、前回、春天は寄り付き、今回は駐立。違うケースなので競馬場での再審査ではありません。#keiba
— 日刊ゲンダイ 競馬 (@gendai_keiba) June 28, 2015
ゲート再審査の内容が天皇賞の時はゲートに入らない件、宝塚記念はゲートに入った後の「枠内駐立不良」と異なるので「13レース」と呼ばれる競馬場でのゲート試験はなし、とのこと。ただし今後もゲートへの先入れは継続だろうし、ゲート内で待たされて隣に馬が入ってきたら立ち上がるというクセが残ったままだと競走生命に関わる。例えば、トレセンではおとなしいというゴールドシップが問題なくゲート審査をパスし、そのまま京都大賞典にコマを進めた後にレースでゲート先入れされて待たされてクセを出してゲート再審査となってしまうと、今度は2回目の枠内駐立不良なので競馬場での再審査ということになってしまう。競馬場での再審査は栗東所属のゴールドシップを輸送しやすい阪神か京都で行うことになり、ノリさんを次走で乗せたい場合は「次のレースでは再審査に騎乗した騎手が騎乗する」という縛りを満たすために開催中に関西圏の競馬場までノリさんを呼ばなければならない。となると、乗り馬もなくゲート試験のためにノリさんを開催中に関西圏に呼ぶわけにもいかず、ゴールドシップの馬主の小林氏か須貝調教師が乗り馬を手配する必要が出てきてしまう。また、目標レースから計算してゲート試験を受けさせたい週にノリさんが他の競馬場で先約があってもいけない。このあたりは競馬場でゲート試験を受けなければならない場合の面倒臭さとなり、またG1馬が競馬場でゲート試験というのも近年では記憶が無い。ラガーレグルスが皐月賞でゲートから出なかった後、競馬場でゲート試験を行ったところ逆恨みしたファンが試験を妨害して不合格、という過去もあっただけに、色々心配なことは多い。
「ゴールドシップが立ち上がったタイミングでゲートを開けなくてもよかった」というのは非常に理解できるのだが、ゴールドシップの前脚が着地したタイミングでゲートを開くのは間違ったタイミングだとは思えない。ノリさんもそのタイミングで行けると判断していたようだし、あれ以上待つと隣の馬への影響も大きくなり人馬ともに危険が増していただろう。結果的にゴールドシップは大出遅れとなってしまったが、正直あのタイミングで開ける以外に選択肢はなかったと思う。
6月29日12時41分追記
【宝塚記念】大観衆が悲鳴…大出遅れゴールド15着 (2/3ページ) - 予想王TV@SANSPO.COM
裁決委員の福田正二審判部長によると、最初に立ち上がった際に横山典騎手から「(開けるのを)待ってくれ」と声がかかり、その後、同騎手の「いいですよ」という合図で、速やかにゲートを切った。しかし、開くと同時に再度、立ち上がってしまった。
とのことで、声でやりとりしていたということで確定。このスターターと騎手のコミュニケーションは知らなかったので、覚えておこう。
2015年 第68回 宝塚記念 レース回顧・戦評
第68回宝塚記念は、スタートから前々で競馬して直線入り口で逃げ馬をかわして先頭に立ち、そのまま後続を振り切った金子真人HD所有のラブリーデイが優勝。クビ差の2着にも同馬主の牝馬デニムアンドルビーが大外から飛び込み、金子氏にとってはまさに"a lovely day"(=素晴らしい天気の一日)となった。圧倒的一番人気のゴールドシップは、ゲートが開くと同時に立ち上がってしまいそのまま大出遅れとなり、3コーナー付近では馬群に取り付くもそのまま脚を使うことなくブービーの15着に終わった。3着には4歳牝馬のショウナンパンドラで、6、10、11番人気の順で決着し三連単は528,510円の高配当となった。
ゴールドシップはゲート内で暴れたことで、枠内駐立不良で発走調教再審査となった。
ゴールドシップはゲート内で2度、立ち上がったことにより発走調教再審査となりました。ちなみに、前回、春天は寄り付き、今回は駐立。違うケースなので競馬場での再審査ではありません。#keiba
— 日刊ゲンダイ 競馬 (@gendai_keiba) 2015, 6月 28
ラブリーデイはスローペースの逃げ馬を捕まえ早め先頭からそのまま押し切る好騎乗
何と言っても今日の川田は冴えていた。デビュー2年目松若が1000m通過62秒5というスローペースのまま馬群を引っ張るのを変につつかずじっくりと2番手で我慢。内回りの3コーナーあたりからレッドデイヴィスが加速していくのに合わせてじっくりと加速していき、直線では一気にレッドを抜き去るとそのままトップスピードを維持しながら末脚が強烈なディープインパクト産駒デニムアンドルビーの追い込みをクビ差凌ぎ切ってゴールイン。上がりの3ハロンが11秒7、11秒0、11秒6と11秒台が連続している中を脚を余すことなく先頭でゴールを駆け抜けた。これは個人的に評価している川田騎手の強みであるところの「前に行って馬を勝たせる」の良いところが存分に出た形だ。2014年の川田の重賞勝利はハープスターを除きすべて4角7番手以内。今年も、モーリス、サトノラーゼンなど積極的な競馬をしての重賞勝ちが目立つ。中団以降の外に控えて直線で脚を伸ばしてまとめて差し切るディープインパクト的な競馬をした浜中騎乗のデニムアンドルビーを、キングカメハメハ産駒のラブリーデイで封じて見せた川田のほうがまだまだ1枚も2枚も上手であった、という「クビ差」であろう。浜中の騎乗はこれはこれでデニムアンドルビーの良さを引き出せているので、今日は川田に上手く乗られた以上勝ち目がなかった、ということか。
3着のショウナンパンドラは、内枠から最短距離を通って3着に飛び込む。デニムアンドルビーと同じくスローペースからの末脚勝負でディープ牝馬の良さがそのまま活きた展開ではあったが、この相手にこれだけ走れれば秋は楽しみだろう。4着のトーホウジャッカルは休み明けで仕上がりもイマイチなように見えたが、それでもあわや勝ち切るかという勢いで直線は外から強襲してきた。このまま無事に秋を迎えられれば、近年は評価の低い「強い菊花賞馬」の再アピールもあるかもしれない。5着と6着も牝馬で、5着ヌーヴォレコルトはコーナーではトーホウの内から一緒に追い上げるも、最後は少しだけ見劣ってしまった。ディープ牝馬のキレ味にも負けはしたが、この馬なりには走っている。6着のディアデラマドレは、このメンバーでは少し家賃が高かったか。見た目もう少しキレても良かったかもしれないが、この馬自身が上がり3ハロン34秒6でショウナンパンドラが34秒7、デニムアンドルビーが34秒0(上がり最速)ということを考えればこんなものか。7着のレッドデイヴィスはG1初騎乗の松若の騎乗が光った。この歳にして宝塚記念のような芝中距離G1で逃げて最後まで粘らせるという騎乗ぶりには、末恐ろしいの一言である。8着のラキシスは、前走大阪杯は馬場がハマっただけでこれくらいの馬場・ポジションからの競馬と他の牝馬との比較で言えば「こんなもの」であろう。
1番人気ゴールドシップは15着に敗れる
ゴールドシップ大出遅れの経緯はこの記事に詳しく載っている。
ゴールドシップはたまらず立ち上がってしまうのだが、ここではもちろんゲートは開かれない。その後、横山典が何とか制御し、ゴールドシップも両前脚を下ろして落ち着いたように見えた。事実、裁決委員によると、ここで横山典から“大丈夫だ”という意思表示が送られ、それも含めてスターターも発走可能とみなし、ゲートをオープンした。
こればっかりはスターターもノリさんも責められない。「須貝ちゃんとしろ」としか言いようがないのだが、これまでゲートではクセを見せていないというのだから馬は(ゴールドシップは)わからないというもの。いずれにしろゴールドシップはこれでゲート再審査となり、例えば次に京都大賞典で同じことをやってしまうと今度こそ通称「13レース」と呼ばれる競馬場でのゲート試験は免れないだろう。秋シーズンは有馬記念がメイチだろうし、ゲート再審査の可能性も考慮して陣営はどのような選択をしてくるのだろうか。